2006年12月19日に発売されたW-OAM対応の新しいW-SIM、RX420ALを早速購入してW-ZERO3[es]に装着しました。
購入したきっかけは、通信時の速度を同じ料金プラン内で少しでも早くしたかったことと、電波状況が良くない場所でも電波の変調方式を切り替え、通信速度を落とすことでることで安定した通信が出来るようになるということ(自宅での電波状況が不安定なのと、移動時に使う場合が多いので)に惹かれたためです。あと、今まで使っていたW-SIMのRX410Nとのスペック表を見ると、通信時の消費電流が低そうだなと思ったことも多少あります(ただこれは両者の測定条件が詳しく載っていなく同一条件かどうかは不明なので、自分で勝手に思っているだけですのであしからず)。
そんなこんなで発売してから数日後、忘年会ついでに量販店に立ち寄れる機会があったので機種変更することにしたのですが、量販店の店員さんが開口一番「正直、あんまり変わりませんよ」と言われましたが 8)、そこは「大丈夫です」と、何が大丈夫なのかはよくわかりませんが、そう答えて機種変更しました。ただ、店員さん情報では、前述のとおり電波状況が悪いところでの通信が向上しているということ、またハンドオーバーの性能も前のRX410Nよりも良くなっているらしいので、移動時をメインに使う自分としては十分な買い物だったかと思います。
変更した直後に早速通信速度を測ってみましたが、丁度測定した場所は既にW-OAMに対応したエリアだったようで、MAX88.98kbps(料金プランはつなぎ放題2x)を記録していました。
その後自宅で計測してみましたが、52.58kbpsで頭打ちになっており、おそらくW-OAMに対応していないエリアのようでちょっと残念でした。それでも、対応エリアであればそれなりの速度の向上が見れたので、一安心というところです。一方のハンドオーバーの性能については、変更してからまだそれほど試す機会がないのでなんともいえませんが、期待しつつ使っていこうかと思います。