Apple iPhone

先日のMacworld ExpoでJobsさんが発表したiPhoneですが、日本でもニュースサイトをはじめ、blogなどでも何かと話題になっているので半ば便乗 8)。

Apple iPhone

このiPhone、iPod同様の音楽・動画再生とフォトビューア機能に加えて、WidigetによるアプリケーションやGoogleMapの搭載、ウェブブラウザのSafariやHTMLメールも読めるメーラーも内蔵されておりネットもできるという携帯電話で、機能的には最近の携帯電話からしたら得に目新しい部分は感じられないところがあるものの(細かいところでは色々と注目するところはあるかもしれませんが)、「あのAppleが携帯電話を作った」というところで非常に興味がそそられます。

特にユーザーインターフェイスの出来についてはさすがAppleといった印象を受けました。その動画がITProに掲載されていますが、アイコンなどのグラフィックデザインもAppleらしくシンプルかつ小奇麗で、操作をすればスムーズかつ軽快なアニメーションで画面が遷移していきます。
また、アルバムのサムネイルから曲を選択するところでは、まるでCDを収納している棚から選んでいくような感覚で操作ができているなど、ユーザーエクスペリエンスも考えて作られたデザインには目を見張る所が多く、今までの携帯電話やWindowsMobile搭載のスマートフォンのインターフェイスからみれば全く別次元のものがそこにあり、Coolで革新的なイメージを受けますし、それだけでちょっと触ってみたいという意欲が沸いて来ます。

ただ、色々と情報を集めていくと、アップデートによる機能の追加は考えられるものの、クローズドなプラットフォームであるために、ユーザーが任意に アプリケーションの登録を出来なかったり、サードパーティーアプリケーションについても出るのか出ないのか微妙なところもあるようで、折角OS Xを基にしている分、もう少し既存のスマートフォンのような自由度の高い使い方が出来たらなと思うところもあり、そういう部分ではW-ZERO3[es]等のスマートフォンと比べると少々物足りなさを感じてしまうところもあります。

この他にも思うところは幾つかあったりしますが、何はともあれこのiPhone、日本でも発売日や各携帯キャリアで起こるであろう争奪戦など、これから色々とムーブメントを起こしていきそうなものだとおもうので、これからも注目していきたいと思います。

[参考記事]

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