Sockt563マザー M863G その3 [真夏の夜の温度測定]

M863Gを買って以降、ワールドカップの決勝トーナメントやらW-ZERO3[es]の話題やらでM863Gはどこへいったのやらという感じでしたが、今のところ録画マシンとしてあまり大きなトラブルもなく使えている為、今の今まで放置状態でした。
今回は夏真っ盛りの8月、こんなに暑いとPCの中の温度は大丈夫か?ということで、CPUその他の温度を簡単に測定してみました。

測定の状態はまず最初にBIOSでのハードウェアモニタでの測定値、その後通常状態(アイドル・Coolon無効)の状態で計測、3DMark2006でのベンチマーク後での計測、その後Coolonを有効にして30分ほど放置した値を測定しました(室温は約27℃)。各冷却ファンの状態は、前後の8cm・CPUとチップセット兼用の12cmはそれぞれ1100rpm前後で固定してあります。

また、Windows上での温度測定にはEverest Home v2.2 を使用しました。

CPU Temp. System Temp.
BIOS読み 44℃ 43℃
通常状態
(アイドル・Coolon無効)
44℃ 43℃
通常状態
(アイドル・Coolon有効)
38℃ 41℃
3DMark直後 47℃ 43℃

やはりモバイル向けのCPUだけあり、負荷時の温度上昇もそれほどなく、以前使っていたAthlonXP2500+に比べ、かなり低い温度で安定しているので精神衛生上安心な感じがします。

ただ、現在使っているケース・電源がかなり古いタイプ(かれこれ5年ほど前)のもので、サイドダクトや背面に12cmファンを搭載できるようなケースであれば、エアフローを若干向上させ、さらに静音化できるような気もします。

ということでケース購入検討中・・・:idea:

W-ZERO3[es]USBホスト実験

USBホスト機能を使って、色々と接続テストをしたので、まとめてみます。

W-ZERO3[es] & Intuos3

ドライバ等は一切入れておらず、ただUSBホスト経由で繋げてみた結果なので、機器によってはドライバ次第で動くやつもあるかもしれません。あと、細かくは検証していないので、場合によっては動く可能性もあると思います。あくまで参考で ;)。

機器名 W-ZERO3[es]直結 USBハブ経由
(セルフパワー)
Sony HMP-A1
ポータブルHDDムービープレイヤー
未検証
COWON iAudio6
ポータブルHDDミュージックプレイヤー
× 未検証
Sony DS-HMD1
ポータブルHiMDドライブ
×
maxell UA20-MLT
MS/CF/SD/MMC/SMカードリーダ・ライタ

(付属のUSBケーブル(1m程)では動作せず。50cm程のUSBケーブル(京1付属)では動作)

KingMax SD/MMC Cardreader + ADATA SD 2GB
スティック型SD/MMCリーダ・ライタ
(ドスパラ780円)

通常の読み込みはほぼ問題なし。ただ、TCPMPでムービー再生等、連続でデータ転送が発生すると落ちる。他のSDカードでも試してみるつもり。

未検証
WACOM intuos3 PTZ-630
ペンタブレット
×

ただし、PCのようにタブレットの領域と画面領域が1:1で認識されているわけではなく、タブレット上部の一部がesの画面領域に割り当てられる。

Justy UJP-01
ゲームパッド
× 未検証

大体こんな感じでした。予想通り[es]から供給されるバスパワーはPCに比べて少ないようで、直結で動く機器を選ぶのはなかなか大変そうです。ただ色々と繋げて試してみたいという意欲が沸いて来てしまうところが、コイツの面白さでもあるんですが 🙂

W-ZERO3[es] USBホスト実験 ZERO3をZERO3に繋げる

W-ZERO3[es]の目玉機能の一つであるUSBホスト機能ですが、色々と実験してみました。

その中からまずひとつ。

W-ZERO3をW-ZERO3で接続

こちらのサイトで公開されている、「USB Select for WindowsMobile5」で、マスストレージデバイスに設定した初代W-ZERO3を、esに接続。

結果は無事リムーバブルディスクとして認識、ただディスクとして認識できるのはminiSDの中身だけで、内臓のメモリは認識しません。

正直接続してみたものの、どういう目的で使うかイマイチはっきりしませんが、大画面ディスプレイ・バッテリ内臓型miniSDカードリーダということで:oops:

W-ZERO3[es]1日目使用雑感

W-ZERO3[es] スクリーンショット(Today)

さてさて、思わず買ってしまったW-ZERO3[es]ですが、今日1日持ち歩いた感じをまとめてみます。

まず自分の使用目的なのですが、主に通勤時での情報収集や定期的に読んでいるサイトのチェック、後は音楽を聴いたりという感じ。これは、先代の初期W-ZERO3[WS003SH]から平日ならほぼ毎日行っていたことです。

まずはおおまかな操作感について感じたことは、サイズが小さく軽くなったことに加えて、カーソルキーの配置が中央に寄り、キーとボタンが大きくなったことで、片手でのホールド感が増し、片手操作が非常にやりやすくなったと思います。また、画面が小さくなったことで懸念していた文字の読みやすさも、以前と比べても違和感は無く、問題のない範囲だと感じました。

ただ少し残念だったのが、アプリケーションに割り当てられているボタンがテンキーの追加で2つ減り、ブラウザとメールのキーが前回は押すだけで良かったものが、長押しでないと立ち上がらない為、長押しである分が操作の軽快さを多少損なってしまっているような気がしてしまうところでしょうか。正直これは慣れもあると思うので、仕方のないところなのかも知れません。

また、それと同時に音楽を再生していましたが、こちらのほうは初代に比べてかなり改善されたと思います。

初代W-ZERO3は、イヤホンからの音量が小さく、最大にしても小さく感じる程の音量しか出ていませんでした。しかも、ソフトウェア側で無理やり増幅するとすぐ音が割れてしまい、常時音楽を聴くには耐えられるものではなかったので、結局は初代で音楽を聴くことは無くなっていきました。

それに比べて[es]のほうは、まず音量の小ささがなくなり、しっかりと音が出るようになりました。 また、ソフトウェア側のアンプで低音を増幅してもすぐ音が割れてしまうことも無く、以前に比べたら格段に良くなっています。正直専用のプレーヤーに比べてしまったらまだ足元にも及ばないと思いますが、慣れてしまえば常時聞くにも耐えられるものにはなっていると感じます。

バッテリの持ちも、初代だと片道約1時間の使用(その間ほぼ通信状態)で大抵75%を下回るところですが、[es]ではまだ100%のままで、初代より持ちも良くなっているんだなと感じさせます。ただ、バッテリに感してはその都度の通信状態やバックライトなどの設定で多少変わっていくので、もう少し様子を見ていこうと思います。

まだ1日しか使っていないので、これからまだまだ気がつくことがあると思いますが、ファーストインプレッションとしては初代から確実に進歩したなと感じる機種になっています。