さてさて、思わず買ってしまったW-ZERO3[es]ですが、今日1日持ち歩いた感じをまとめてみます。
まず自分の使用目的なのですが、主に通勤時での情報収集や定期的に読んでいるサイトのチェック、後は音楽を聴いたりという感じ。これは、先代の初期W-ZERO3[WS003SH]から平日ならほぼ毎日行っていたことです。
まずはおおまかな操作感について感じたことは、サイズが小さく軽くなったことに加えて、カーソルキーの配置が中央に寄り、キーとボタンが大きくなったことで、片手でのホールド感が増し、片手操作が非常にやりやすくなったと思います。また、画面が小さくなったことで懸念していた文字の読みやすさも、以前と比べても違和感は無く、問題のない範囲だと感じました。
ただ少し残念だったのが、アプリケーションに割り当てられているボタンがテンキーの追加で2つ減り、ブラウザとメールのキーが前回は押すだけで良かったものが、長押しでないと立ち上がらない為、長押しである分が操作の軽快さを多少損なってしまっているような気がしてしまうところでしょうか。正直これは慣れもあると思うので、仕方のないところなのかも知れません。
また、それと同時に音楽を再生していましたが、こちらのほうは初代に比べてかなり改善されたと思います。
初代W-ZERO3は、イヤホンからの音量が小さく、最大にしても小さく感じる程の音量しか出ていませんでした。しかも、ソフトウェア側で無理やり増幅するとすぐ音が割れてしまい、常時音楽を聴くには耐えられるものではなかったので、結局は初代で音楽を聴くことは無くなっていきました。
それに比べて[es]のほうは、まず音量の小ささがなくなり、しっかりと音が出るようになりました。 また、ソフトウェア側のアンプで低音を増幅してもすぐ音が割れてしまうことも無く、以前に比べたら格段に良くなっています。正直専用のプレーヤーに比べてしまったらまだ足元にも及ばないと思いますが、慣れてしまえば常時聞くにも耐えられるものにはなっていると感じます。
バッテリの持ちも、初代だと片道約1時間の使用(その間ほぼ通信状態)で大抵75%を下回るところですが、[es]ではまだ100%のままで、初代より持ちも良くなっているんだなと感じさせます。ただ、バッテリに感してはその都度の通信状態やバックライトなどの設定で多少変わっていくので、もう少し様子を見ていこうと思います。
まだ1日しか使っていないので、これからまだまだ気がつくことがあると思いますが、ファーストインプレッションとしては初代から確実に進歩したなと感じる機種になっています。